飯田グループ スタッフブログ

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飯田ごと★

OB様のご活躍が掲載されていました!!

おはようございますtulip三重バイオレットアイリス所属 細江ですtulip

鈴鹿商工会議所会報(第972号)に、OB様のご活躍が掲載されていましたので、

転載させて頂きますflairshine

 

~~(有)イトウグリーン 代表取締役  伊藤 哲男様~~

 

鈴鹿シャクヤク生産のはじまりとこれから

 

 平成16年に鈴鹿のシャクヤク栽培はスタートしました。当時のSUZUKA産学官交流会環境植物研究会のメンバーの支援を頂いて、鈴鹿をシャクヤクの花で飾ろうを合言葉に楽しく始めましたが、各方面に協力を願って普及を進めたところ、活動資金、圃場管理費に問題がありました。シャクヤクは「根」を生薬原料として販売し、経営は持続可能と考えていましたが、経済性があまり良くなかったのです。そこで、収入の上乗せを図るべく、鈴鹿高専の生貝先生が発見されたシャクヤク花びらの抗菌性に着目し、東海オールセット㈱、橋本電子工業㈱、おぼろタオル㈱等に製品開発をしていただき、経済性の改善に希望が持てるようになりました。

 これまで地域との関わりの中で、「シャクヤクの切り花プレゼント」の形で小規模でのイベントを実施してきましたが、今年は心機一転「鈴鹿シャクヤクまつり」と銘し、地域食品関係の方を中心に出店協力を願ったり、宣伝活動も新聞・TV等を動員して「1万株のシャクヤクでおもてなし」をキャッチフレーズにして開催したところ、花の魅力への反応は素晴らしく、4,200人の入場をカウントするほどの大成功をみました。折しも来年は新名神(仮称)が完成して、東名阪の有名渋滞が解消し、交通アクセスが大きく改善されますし、さらに新名神は椿地区にパーキングエリアが設置され、鈴鹿市の産業マインドを大きく変えそうです。西部地域でも、集客イベントや観光プランも検討が進んでいるので、私達芍薬プロジェクトもすでに市内で合わせると1ha25,000株の圃場を造成できましたが、これを更に拡大し、「シャクヤクまつり」も定着する方向で活動しています。

 シャクヤクに加えて生薬事業の拡大を図るべく、クコ、カギカズラ、川芎(センキュウ)、当帰(トウキ)等薬草の栽培、研究も取り組んでいますが、特にカギカズラの成分リンコフィリンは認知症の改善に、クコのベタインは肝機能の改善にそれぞれ効果があるとされていますので、私共も力を入れています。今後、伊勢くすり本舗㈱等の指導を得ながら、鈴鹿の産業として成長するよう図って行きたいと考えています。これからも鈴鹿の未来は益々楽しみです。

 

 

 

OB様もご活躍されています。私も頑張らなくてはrockrockrock