こんにちは。
設計部の星野です。
線状降水帯だったり、台風だったり、大変な1週間ですね。
台風はどんどん予報より遅くなっていって、いつ頃まで警戒するべきなのかが読めないですね😥
今年は9月1日が日曜日なので、夏休みが1日延びた気がして子どもたちが喜んでいましたが、
家の中で過ごすことになりそうですかね?
皆さんもを気をつけ下さいね。
さて、今日は浄化槽のお話。
日常的に使っているものが浄化槽に負担を掛けているかもしれません。
では本編へ、ど~ぞ~。
最近、息子たちがよくケンカします。
ちょっとしたことでもすぐにケンカするので良くないと注意したら、しょんぼりしながら仲直りしたりしてくれていたんですが、
ある日、また揉めだしたので『またケンカしてるの?』と聞いたら、
次男『違うよ!最後に「ふんだ!」って言ってないからケンカじゃないよ』
何それ
どういう意味だ?と思っていたら、
長男『そうだよ!この前ぼくが教えてあげたの。ケンカっぽくしてても、最後に「ふんだ!」って言ってなかったらケンカじゃないよ』
どうやら、私にケンカを注意されないために、2人で注意されない策を相談していたらしい。
ケンカじゃないなら注意されないだろうという考えらしいですよ。
なんだそれ
笑ってしまった私を見て、成功したとばかりに自慢げな2人(笑)
基本は仲がいいんですよね
ケンカしてたことなんてすっかり忘れて、そのあとは一緒に遊び始めました。
お母さんに注意されない作戦大成功で満足ってところでしょうか
今日は浄化槽のお話
皆さんのお住まいは、浄化槽ですか?下水ですか?その他の排水方法でしょうか?
今回は浄化槽をお使いの方に、注意して欲しいトイレの使い方のお話です
トイレ掃除のときに便利なお掃除シート、使われていますでしょうか?
大抵の商品には『浄化槽でも使用可』『浄化槽でも安心』と謳ってあります。
書いてあるからには、使用しても問題は無いのですが、浄化槽に全く負担がかからないわけではありません。
まず、浄化槽の汚れを除去する仕組みですが
汚れの重さを利用して浮かせたり、沈めたりして汚れを除去。
汚れをろ材でこして除去。
微生物が汚れを分解して除去。
その他、色々と仕組みはありますが、簡単に言うとこんな感じです。
今回注目したいのが、汚れをろ材で越して除去、です。
浄化槽は年に1回以上の点検、清掃をすることになっていますが、溶けにくい紙を流すと必要な清掃の頻度が増える可能性があります。
トイレットペーパーにも色々あるので、溶けにくいトイレットペーパーは目詰まりの原因にもなります。
それほどすぐには問題にはなりませんが、溶けやすいトイレットペーパーを使っているよりはろ材に負荷が掛かります。
シャワートイレ用のような吸水力の高くて厚みのあるトイレットペーパーや、ダブル、トリプルのトイレットペーパーは比較的溶けにくいです
そんなわけで、トイレットペーパーでも溶けにくいものがあります。
なので、お掃除用シートもトイレットペーパーと同じくらい溶けやすい、と書いてあっても、溶けにくいトイレットペーパーくらいの溶けやすさです。
溶けますし、流せますし、浄化槽でも使えますが、目詰まりの原因にはなりやすいです
毎日拭き掃除でお掃除用シートを使っているなんて方は、トイレットペーパーを使って拭き取るスプレータイプにした方が良いかもしれません。
あと、海外製のトイレットペーパー
輸入品などでちょっとしっかり目のトイレットペーパーってありますよね。
もしかすると、水に溶けない仕様かもしれません。
海外には、トイレにトイレットペーパーを流さない国がたくさんあります。
むしろ、流さない国の方が多いくらい。
そういう国で作られたトイレットペーパーは水に流すことを想定していないので、溶けるように作られていなかったりします。
だから、浄化槽にはとても危険です
なんなら、こういうトイレットペーパーはトイレ自体にも詰まりやすいです。
一度に多く流さなければ、浄化槽でないトイレでなら使っていけるとは思いますが、一応ご注意くださいね
そんなわけで、浄化槽をお使いのご家庭では、流すものにご注意ください。
シングル、ダブル、トリプルのトイレットペーパーは、一度に流す量も重要です。
シングルでもたくさん流せば目詰まりの原因になりますし、トリプルでも使用量を抑えればろ材への負荷は減らせます。
ご家庭により、ペーパーの使用量やトイレの使用回数も違うと思いますし、気になる方は点検の際に点検作業員の方に汚れの溜まり具合を聞いてみると良いんじゃないでしょうか